三条通にあるパリ発ショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン(=JPH)」(京都市中京区三条通富小路東入中之町 TEL 075-708-7333)が10月25日、オープン1周年を迎えた。
国内JPHの店舗で初となる旗艦店となった同店。テラス席のある外観や、シャンデリアや金色を使った配色で「ア ラ パリジェンヌ(パリらしさ)」を表現する。店長の松田祐次郎さんによると、エヴァンさんは来日した際はプライベートでも京都店に立ち寄るという。
今回、1周年を記念した2種類の商品を用意する。キャラメリゼしたアーモンドにミルクチョコレートと日本産の抹茶でコーティングした「ボワットゥ アマンド テ マッチャ」(3,287円)は、苦みのある素材同士を合わせるため、相性のよい組み合わせで作れるように何度も試作したという。数量限定。
エヴァンさんの遊び心から名付けられたという、「見習い水夫」の意味を持つ「プティ ムース」(3,240円)は、カカオのムースとキャラメル風味のババロアを組み合わせた波を帆船の形のチョコレートが進む。提供は11月15日まで。
松田さんによると、同店はほかのJPH店舗に比べ、限定商品が豊富なことから、同店のファンの方が遠方から来店するほか、三条通のチョコレート店巡りで足を運ぶ人も多いという。テークアウトでは、特別な日のプレゼント用に購入する人が多いという。
松田さんは「路面店ならではの難しさを感じながらも、あっという間の1年だった。気温が下がり、チョコレートがおいしい時期になった。クリスマスや年末など季節の商品も取りそろえているので来店してもらえたら。これからも『パリらしさ』と『ショコラが幸せを作り出す』を届けたい」と意気込む。
営業時間は10時~20時。