西本願寺(京都市下京区)で10月12日、映画と現代アートの複合イベント「京都国際映画祭」のオープニングイベントが行われた。
吉本興業が中心となり2014年から開催している同イベント。今年は祇園花月(東山区)のほか、京都府や京都市の公共施設や百貨店、映画館など30以上の会場を舞台に映画上映やアート作品を展示するほか、伝統工芸のワークショップやライブペインティグなどを展開する。
西本願寺の唐門前で行われた記者会見には、桐谷健太さん、三浦誠己さん、板尾創路さんが登場。同イベントで先行上映される、お笑いコンビ「ピース」の又吉さん原作の映画「火花」を「どれだけハードル上げても大丈夫な出来」と紹介した。三浦さんが「実は妹がこの近くに住んどってな」と話し出すと、「いやいや、それは後でよろしいやん」と桐谷さんが突っ込むなど、映画の役さながらのコンビぶりを見せていた。
実行委員長の中村伊知哉さんは「映画もアートもそのほかも全部という、類いまれなイベント。今年のテーマは『京都3泊4日』。世界の皆さんに楽しんでもらえたら」と参加を呼び掛ける。
同イベントアンバサダー(大使)を務める女優の岩下志麻さんは「京都は20代の頃から来ていて、第二のふるさとのように思っている。京都で行われる京都国際映画祭に参加できることがうれしい」と笑顔を見せた。
10月15日まで。