京都の大学生で構成する「BUNPAKU実行委員会」(京都市上京区)は11月3日、新風館(中京区烏丸通姉小路下ル、TEL 075-213-6688)で「第1回 京都文化博覧会」を開催する。
京都文化博覧会は、同実行委員会代表の久保さんが留学時代に、「日本の文化」をうまく説明できなかった経験をもとに企画されたイベント。「世界に紹介したい日本の魅力」を発信するため、日本舞踊からコスプレなど、伝統的なものから現代的なものまで「日本を象徴するものを集めた」(同実行委員会)という。
会場内は、各界著名人がパフォーマンスを繰り広げるメーンステージや、コスプレ・新撰組グッズ展示・販売などを行うブースコーナー、日本文化を体験するコーナーを開設。メーンステージでは、妙心寺退蔵院の副住職・松山大耕さんによる法話「禅と日本のこころ」や京都国際マンガミュージアムによる「KAMISHIBAI」の実演など、さまざまなプログラムを予定。17時より、著名な伝統芸能演者による日本舞踊・狂言・雅楽・武道の実演と、大学生や留学生が独自に伝統芸能を解説する「和の語り部コンテスト」が行われる。新風館3階の特設開場では、裏千家准教授のランディー・チャネルさんから直々に茶道が学べる「お茶会」も。
同実行委員会関係者は「子どもから外国人まで、みんなが楽しめるイベントになっている。日本や日本文化を知りたいと思ってもどこから勉強し始めればいいのか分からない方など、京都文化博覧会で日本を知り始めるきっかけになれれば」、今後については、「文化を身近に感じる「文化サロン」のような催し物を月1回開催できれば」と話す。
開催時間は11時~20時。入場無料。