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北野天満宮で「厳選梅酒まつり」 京都初開催、受賞銘柄など70種類がそろう

梅酒研究会会長の明星さん。手にしているのは今年の最高金賞の「一品」

梅酒研究会会長の明星さん。手にしているのは今年の最高金賞の「一品」

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 北野天満宮(京都市上京区馬喰町)で9月16日、「厳選梅酒まつり」が始まった。主催は梅酒研究会(東京都千代田区)。

みんなで乾杯!

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 京都初開催となる同イベント。同会では、各地の梅酒を作る酒蔵を応援しようと2015年から利き酒師やソムリエやシェフ、神社の宮司などおよそ15人の審査による「全国梅酒品評会」を実施。ベースとなるアルコール「ブランデー」「日本酒」や果肉を加える「にごり梅酒」といった7つのカテゴリごとに色や香り、ボディの厚みを金・銀・銅賞で評価。金賞は各部門1銘柄のみ選ばれる。金賞銘柄の中でも審査が行われ、今年の最高金賞は「吉久保酒造」(茨城県水戸市)の「一品」が選ばれた。

 イベントでは受賞した銘柄や京都の梅酒など70種類を出品。チケットを購入すると渡される専用コインで好きな銘柄を飲み比べできる。梅酒はカテゴリごとに並べられ、銘柄ごとに味の特徴や酒蔵を紹介する。16日には全種類を試した人もいたという。このほか和菓子や漬け物と梅酒のコラボや、梅酒ビールなども提供される。

 同会会長の明星智洋さんは「蔵元での研究が進み梅酒のレベルが上がっている。イベントを通じて各地の蔵元の知名度が上がり、地元の活性化にもつなげたい。これだけの種類が集まることは無いし、ここでしか飲めない梅酒もある。この機会を逃さず好みの梅酒を見つけてほしい」と来場を呼び掛ける。

 愛媛県から参加した壷内和彦さんは「蔵元バリエーションが非常に豊かで甘いものから辛口のものまで違いが楽しめた」と話していた。友人らと兵庫や大阪から遊びに来た大学生の植垣まりなさんは「ベースのアルコールによって味がこれだけ違うのを初めて知った。気に入ったものがあれば買って帰りたい」と話していた。

 開催時間は10時~19時まで。雨天決行・荒天中止。チケットは1,300円(コイン16枚)。台風接近により、当日の9時までに開催の可否を同ホームページで発表する。今月18日まで(最終日は16時まで)。

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