京都水族館(京都市下京区)で7月15日、任天堂が今月21日に発売するゲームソフト「スプラトゥーン2」とのコラボ企画「Suizokukaan~イカす夏休み~」が始まった。
同ゲームでイカをモチーフにしたキャラクター「インクリング」が使われ水族館との親和性が高いことから、年代を問わずに生き物に興味を持ってもらえるきっかけにしたいと企画した同イベント。開催の発表直後から問い合わせなど大きな反響があったという。
イベントではイルカスタジアムを会場に「スイゾクカーン・スプラッシュタイム」を実施。2チームで、バケツや水鉄砲の「スプラシューター」を使ってキャラクターの的にたまった水の量を競う。対象は保護者と小学校6年生までの30組。最大で1日6回実施する(要当日申し込み)。
14日に行われた内覧会では小学生とその保護者がいち早く体験した。子どもたちは幅15メートルのウオーターカーテンから落ちてくる水の勢いに大はしゃぎ。2キロの水が入ったスプラシューターで的を狙ったり、バケツの水を的に入れて高得点を狙ったりした。最後にはウオーターカーテンで全身ずぶぬれになり、子どもたちは満面の笑顔を見せた。
「イカす研究コーナー」では「イカの足は何本?」などイカの生態を紹介するほか、アオリイカの子どもを展示(イカの種類は変更の可能性あり)。イベント用に描き起こしたアートのフォトロケーションも設ける。期間内にはオリジナルの手拭いに「イカ」「インク」など4種類のスタンプを押して集める「てぬぐいスタンプラリー」(1,000円)も行う。
スイゾクカーン・スプラッシュタイムでスプラシューターを体験した小学2年生の大西嶺君は「びしょびしょに水を浴びて気持ちよかった」と話していた。
開館時間は10時~18時(期間中変更あり)。入館料は、一般=2,050円、大学・高校生=1,550円、小中学生=1,000円、幼児=600円ほか。8月31日まで。