京都水族館(京都市下京区観喜寺町、TEL 075-354-3130)で今夏、任天堂のアクションゲーム「スプラトゥーン2」とコラボした企画「Suizokukaan~イカす夏休み~」が行われる。同館が6月9日、発表した。
スプラトゥーン2は任天堂のゲーム機「Swich(スウィッチ)」専用ソフト。イカや人型に切り替えながら、キャラクター同士がインク塗った面積(ナワバリ)の広さを競うゲームで、前作から2年ぶりの新作となる。
7月15日に始まる同企画。イルカスタジアムを会場に、作中にも登場する「ブキ」の一つ「スプラシューター」(水鉄砲)で、イカの的にたまった水の量で勝敗を決めるゲーム「スイゾクカーン・スプラッシュタイム」を実施。最後には、幅約15メートルの「ウオーターカーテン」で全員がずぶ濡れになる演出もある。対象は小学6年生までの子どもとその保護者30組。
大水槽そばの特設スペースでは、「イカす研究コーナー」としてキャラクター「インクリング」のモチーフになったイカを展示。繊細で展示が難しいことから設けていないアオリイカの水槽を用意するほか、イカの生態や食べ物としてのイカについての解説パネルも用意する。
イベント限定のコラボアートのフォトスポットや、オリジナル手拭いにスタンプを押していく「てぬぐいスタンプラリー」も実施。「京都水族館いきものブック」(600円)や、トートバッグ(2,050円)、クリアファイル(324円)も販売する。
同施設広報担当の蔵敷明子さんは「京都にある会社と施設のコラボということで、とても期待していただいており、とてもうれしい。ゲームのファンの方、水族館ファンそれぞれに楽しんでもらえたら」と話す。
開館時間は10時~18時(期間中変更あり)。入館料は、一般=2,050円、大学・高校生=1,550円、小中学生=1,000円、幼児=600円ほか。8月31日まで。