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京都のベーカリー「進々堂」のビーガンサンドイッチが話題に

豆入りポテトとニンジンのビーガンサンド

豆入りポテトとニンジンのビーガンサンド

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 京都市内で12店舗を展開する老舗のべーカリー「進々堂」(中京区竹屋町通寺町東入藤木町)が販売している「豆入りポテトとニンジンのビーガンサンド」(529円)が話題となっている。

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 野菜サンド人気や海外の人の利用も多いことから生まれた同商品。商品にはポテトサラダにヒヨコ豆、青エンドウ、赤インゲンの3種類の豆の入ったものと、キャロットラペにグリーンリーフとレッドキャベツ、トマトを使ったサンドイッチの2種類が入っている。いずれも動物性の原材料を使わない。パンは乳不使用で、時間がたっても硬くなりにくく、フワフワした食感で歯切れもいい同店の食パン「醍醐味」を使っている。

 ビーガンの商品は今回が初めてのため苦労も多かったという。食べ応えのある仕上がりにするため豆やジャガイモを使ったほか、しっかりとした味付けにするなど満足感を得られるように調整。レッドキャベツでグリーンリーフの色を際立たせるように組み合わせるなど、見た目も美しくなるように試作を繰り返したという。

 フェイスブックで商品を紹介したところ「素晴らしい」「京都に行った際は買いに行きます」といったコメントが寄せられているという。直営店部副部長の原一史さんは「店頭でもビーガンサンドイッチ目当てのお客さんを見かけた。これまで利用できなかったビーガンの方が来店するきっかけになってうれしい」と話す。

 直営店部の小林七生さんは「予想外の反響があり、ビーガンの商品に需要があることが分かった。油やオーガニックに関して問い合わせを頂いているので、今後の開発に生かしていけたら」と話す。

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