「現場川柳」大賞決まる 京都の企業が募集、「下町ロケット」ちなんだ作品も

大賞作品「ライバルは 昔同期で 今はロボ」

大賞作品「ライバルは 昔同期で 今はロボ」

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 京都リサーチパーク内に本社を持つ「オプテックスエフエー」(京都市下京区中堂寺粟田町)が1月19日、「現場川柳」大賞を決定した。

昨年の大賞はこちら

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 センサーや関連装置の製造販売を行う同社では2014年、日本記念日協会から10月3日を「センサの日」として認定を受けた。この日を記念して同社が創設した「現場川柳は、製造や開発設計、物流や営業などの「現場」にまつわる川柳を募集するもの。今回は、前回より1000件を上回る3450作品が寄せられた。

 大賞に輝いた川柳は、「ライバルは 昔同期で 今はロボ」。2020年までに大企業では25パーセント、中小企業では10パーセントに組み立て行程におけるロボット化率向上を掲げた「ロボット新戦略」が打ち出されたことや、「国際ロボット展」が盛り上がったことなどを反映しており、自動化の象徴のロボットとそれに負けない熟練工の対比が評価につながった。

昨年話題となったテレビドラマ「下町ロケット」の影響も大きく、ドラマにちなんだ作品が多く寄せられたという。「ドラマ見た 翌日熱い ものづくり」という作品は優秀賞に選ばれた。

 広報担当の大毛沙紀さんは「今回、審査員の間でも票が割れたので力作が多かったのでは。認知が広がったのか、食品業界に多いエアシャワー、物流の現場で使われるフォークリフトやコンテナなど幅広い現場の作品が集まったのもうれしい。今年も開催が決まっているので、ぜひネタを探していただければ」と話す。

 入選作品は「シブすぎ技術に男泣き!」などで知られるエンジニア出身の漫画家、見ル野栄司(みるのえいじ)さんのイラストを添えて発表している。

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