「アカルイミライ」などの映画配給を行うアップリンク(東京都渋谷区)は8月18日と19日の2日間、「アップリンク配給サポートワークショップ」をCOCON烏丸(京都市下京区烏丸通四条下ル)3階のshin-biで開催する。
ワークショップでは、「ルーツ・タイム」「ストロベリーショートケイクス」など同社が実際に配給する作品を題材に、映画の買い付けから上映、DVD化、テレビやインターネットで放送されるまでの一連の映画ビジネスを学ぶことができる内容。以前からshin-biでは「UPRINK CHANNEL」として上映会やワークショップを開催していたが、2日間にわたる集中型ワークショップは初の開催。
ワークショップのナビゲーターには同社主宰でプロデューサーの浅井隆さんが登場。浅井さんは劇団「天井浅敷」で舞台監督を務めた後、1987年にアップリンクを設立。2003年にプロデューサーとして関わった黒澤清監督の「アカルイミライ」がカンヌ映画祭コンペティション部門に出品され、話題を集めた。映画以外にも、テレビ・ドキュメンタリーなどの演出も手がける。
18日のワークショップ後には、浅井さんと直接コミュニケーションできる交流会も開かれる。同社関係者は「映画配給に興味のある方、どういうものか分からないけどただ映画が好きな方など、さまざまな方に参加していただきたい」と話している。
開催時間は、18日=15時~18時、19日=11時~18時。前売り=4,500円、当日=5,000円。定員40名。チケットの購入は同社ホームページから。