京都シネマ、新城浪さん主人公のドキュメンタリー作品を上映

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 京都シネマ(下京区烏丸通四条下ル、TEL 075-353-4723)では10月7日から20日まで、写真家で映画監督の本橋成一さん監督の映画「ナミィと唄えば」(サスナフィルム配給)を上映する。全国巡回上映の一環で、10時からの1回のみの上映となる。

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 本橋さんは、チェルノブイリ原発事故のあった村を取材した「ナージャの村」で第17回土門拳賞を受賞したドキュメンタリー写真家。写真以外にもドキュメンタリー映画制作に積極的に取り組んでおり、海外の映画祭で受賞歴もある。本映画は本橋さんの3作品目となる作品。

 同作は、沖縄に住む「ナミィ」こと歌うオバア、新城浪さんを主人公としたドキュメンタリー。9歳の時に那覇のお座敷に身売りされて以来、歌と三味線で85歳まで生きてきた。鍛え抜かれた彼女のレパートリーは、島唄だけにはとどまらず童謡、軍歌から歌謡曲まで幅広い。彼女の願いは唄って遊んで人を喜ばせながら「ヒャクハタチ」まで生きること。そんな「ナミィ」が三線片手に旅に出た時の様子がドキュメンタリーで綴られている。

 公開に合わせて、映画のスチール写真を担当した写真家明石雄介さんの写真展「ナミィうたの日々」をカフェ「Grass」(中京区三条通新町西入、TEL 075-241-0477)2階ギャラリーで開催する。

京都シネマ

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