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祇園に「京 カフェコムサ」-舞妓の花かんざしイメージしたタルトも

オープニングには舞妓(まいこ)さんも駆けつけた

オープニングには舞妓(まいこ)さんも駆けつけた

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 八坂神社近くの「祇園くろちくビル」2階に6月14日、「京 カフェコムサ」(京都市東山区祇園町、TEL 075-533-9360)がオープンした。運営は「コムサデモード」や「コムサイズム」を展開するファイブフォックスグループのコムサ(東京都港区)。同店で32店舗目となる。

イチジクを使ったタルト

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 「日本の食をアートする」をコンセプトとして掲げる同社。希少性の高いフルーツと老舗の和の食材を使った商品や、空間づくりに取り組むほか、フルーツのブランドプロデュースも行っている。

 店舗面積は約約350平方メートル。席数は96席。茶室をイメージして作り、雲母唐長(きらからちょう・上京区)の唐紙を用いたふすまの個室のほか、立礼(りゅうれい)で使われる高さのイスとテーブルを用意。一部が欠けた円の形をした吉野窓を模した奥には竹がのぞく。

 主なメニューは希少なフルーツと和の素材を使ったフルーツタルト(1ピース890円~1,900円)。常時、約14種類を取りそろえる。同店限定のタルトも5種類用意する。舞妓(まいこ)さんが使う花かんざしをイメージした月替わりメニューも。6月は、柳とナデシコをあしらったかんざしの色をイメージした「マンゴーと「辻利」の抹茶を使ったティラミス抹茶タルト」。

このほか、京都の老舗みそ店「本田味噌本店」のみそを使った『桃と本田味噌本店「西京白味噌」のタルト』(1,200円)、「愛知県産いちじく「桝井ドーフィン」と京都丹波産 黒豆「新丹波黒のタルト」(1,080円)などの限定メニューも提供する。

 同店パティシエの水野谷由梨さんは「フルーツプランナーが選んだ果物と和の素材の組み合わせを大事にしている。イチジクのタルトは、京丹波産の黒豆をミルクで煮出すと黒糖のようなまろやかな風味になってみずみずしいイチジクと相性がいいですよ。一度試してもらえたら」と話す。

 営業時間は10時~22時(日曜・祝日は21時まで)。

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