嵐電(京福電鉄)が現在、「嵐電沿線スイーツラリー」を行っている。
今回で3回目となる同イベント。毎年3月に行われ、沿線利用客の参加が多い「嵐電フェス」で嵐電沿線のおすすめの店をアンケートで聞いた。その中からスイーツに絞り、「フルーツパーラーヤオイソ」「笹屋昌園」など和洋スイーツを扱う12店を紹介する。
店には400円以上の購入でスタンプを押す。「駅チカ」の店舗でスタンプ3つを集め、「嵐電1日フリーきっぷ」などの乗車券を提示すると、嵐電のマスコット「あらん」のデザインの入ったハンカチを進呈する。これに加え、駅から少し離れている「駅長おすすめ」の5店のうち2店を回ると染裂澤田「あづま袋」も進呈される。参加者に独自の特典を設ける店もある。
桜と紅葉のシーズン以外の利用を意識する中で、沿線地域の掘り起こしとして「食」の分野に注目して始めた同企画。「参加者に『どこがいいですか?』と聞かれたことをきっかけに、参加店もラリーに参加するなど参加店同士のつながりも出てきている」と同事業推進部の射庭和之さん。
「期間内にはバレンタインもあり、あづま袋は包んで持って行くのに使っていただけるので、自分で楽しむだけでなく、ちょっとした贈り物としても喜ばれるのでは」とも。
台紙は対象店舗のほか、京都市内の観光案内所などで配布。3月30日まで。詳しくはホームページで確認できる。