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「SOU・SOU」デザイナーと「カフェ・ヴェルディ」店主が対談「京都で10年つづけること」

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 京都マルイ(京都市下京区四条通河原町東入真町)内の書店「FUTABA+」で11月23日、下鴨の自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「カフェ・ヴェルディ」(左京区)店主の続木義也さんとテキスタイルブランド「SOU・SOU」(下京区)プロデューサーの若林剛之さんのトークイベント「京都で10年つづけること」が開催される。

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 続木さんのコーヒーは、味を損ねる豆を手で取り除き、豆の種類に適した焙煎を経て提供する。焙煎には4段階の基準を独自に設け、同店のコーヒーはバーやカフェなどでも愛用されている。飲食店業界で市場調査、商品開発や新規出店などに取り組んだキャリアからカフェ出店を目指す人のための講座も担当。続木さんは大のカレー好きでも知られ、自身の食べ歩きブログやインドの文化や国民性に関する考察をまとめた「カレーの海で泳ぎたい」(マリア書房)を出版した。

 東京で地下足袋を中心に扱う店から出発した「SOU・SOU」。「日本の伝統の軸線上にあるモダンデザイン」をコンセプトポップな和装の商品を展開する同店。「しつらいの間」と名付けられた茶席では、テキスタイルの意匠を元にした和菓子と抹茶、カフェ・ヴェルディのコーヒーを提供している。同店のプロデューサーとして活躍する若林さんも今年、「伝統の続きをデザインする」(学芸出版社)を出版した。

 2人の共通点はそれだけではない。1976(昭和51)年に京都で生まれで、現在の事業を2003年にスタートさせ、今年で10周年を迎えた。イベントについて、マリア書房の河原生典さんは「『これまでの10年を総括する』としているが、トークはどう転がるかわからない」と苦笑しながらも、「付き合いも長い2人なので互いにいじり合って書籍では読み取れない一面が見られるのでは」と期待を寄せる。

 イベントに合わせ、京都マルイの特設コーナーで、続木さんのスペシャルブレンドやSOU・SOUとのコラボ手ぬぐいも販売する。

 開催時間は13時30分。料金は500円。定員は40人。申し込みはFUTABA+京都マルイ店まで。

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