東京の6店を含む39店で現在、京都の産品を使った特別メニュー「夏の京づくし」を提供しており、京都駅の京都総合観光案内所などで参加店を紹介するガイドブックを配布している。
京都府農林水産部研究ブランド課と京のふるさと産品協会が進める「旬の京野菜提供店認定事業」の一環。京都府で生産された京野菜が食べられる店を認定している。
参加店では、京野菜や「京都ぽーく」や牛乳、水産物などの5品目以上を使った特別メニューを提供。今回特に「満願寺甘とう」というシシトウに力を入れている。原種の良さを残しながら、辛みのある実が全く出ない品種で肉厚で食べ応えのあるその大きさと深みのある味が特徴。ガイドブックでも、どのような料理で提供しているかわかりやすく表示している。フランス料理店では、満願寺甘とうを使ったジェラートなどユニークなメニューも用意する。「企画を通じて京野菜のおいしさを知ってもらいたい」と同協会担当者。
展開は8月31日まで。