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京都水族館のイルカトレーナーが「一日海上保安官」-海難事故防止PR

「一日海上保安官」の遠竹さんとその後ろで「気をつけ」をするイルカ

「一日海上保安官」の遠竹さんとその後ろで「気をつけ」をするイルカ

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 京都水族館(京都市下京区京都市下京区観喜寺町)で7月16日、一日海上保安官の任命式が行われた。主催は第八管区海上保安本部(舞鶴市)。

潜水士姿の「うみまる」

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 同日から7月末までの全国海難防止強調期間に合わせて行われた同イベント。イベントには海上保安庁のマスコットキャラクターで潜水士姿の「うみまる」も登場した。初めに救命活動や、海についての情報発信などの海上保安庁の役割の紹介や、単純なミスから起こる漁船やプレジャーボートによる海難事故が年間約1600件あることなどを紹介。好奇心旺盛なイルカは、うみまるくんが気になるのか、セレモニーの間も口から水を吐く一幕もあった。

 イベントではイルカトレーナーの遠竹美穂子さんに「一日海上保安官」の委嘱状が渡され、「一日保安官」のたすきが掛けられた。海難事故ゼロを呼び掛けるうちわも配ったほか、入り口には、海上保安官の制服が用意されたコーナーも設け、記念撮影を行う家族連れの姿も見られた。

 同本部総務課企画係の南部誉一さんは「7月から9月は夏休みのシーズンもあって海難事故の多い時期。海難事故を見かけたら、海上保安庁の緊急連絡の118番にかけてください。『海のもしもは118番』と、今日をきっかけにより多くの人に知ってほしい」と呼び掛ける。

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