祇園祭「山鉾巡行」へ-信号機も折り畳み準備万端

作業準備中の信号機の奥には長刀鉾

作業準備中の信号機の奥には長刀鉾

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 祇園祭の山鉾(やまほこ)巡行が7月17日に行われるのを前に四条通の信号機が折り畳まれた。

かけ声とともに信号機が歩道側に引っ張られる

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 「折り畳まれた」のは、四条通沿いの巡行ルートにあたる信号機。これは、車道に突き出した信号機を歩道側に角度を変えることで、最大高さ25メートルある鉾が通れるようにするもの。

 晴天に恵まれた17日の8時から西側の作業を終えたクレーン車に乗った作業員がワイヤを信号機に取り付け、8時20分頃には電源が落とされた。長刀鉾が会所を離れた頃には、作業員2人がアーケードの上からワイヤを手繰り寄せ、クレーン車から押し出すことで信号の向きを90度変えた。信号は巡行が終わると元に戻される。

 朝早くから四条通には多くの見物客が訪れ、場所を確保したり、鉾の写真を撮影したりしていた。山鉾巡行は長刀鉾を先頭に9時に出発し、四条河原町や四条御池で方向転換を行う「辻回し」が行われる。

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