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京都・新風館で「ギャベ展」-イランの手織りじゅうたんを展示即売

「ギャベ」と呼ばれるイランの手織りじゅうたん

「ギャベ」と呼ばれるイランの手織りじゅうたん

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 新風館(京都市中京区烏丸姉小路下ル)2階で9月15日から、「Gabbeh(ギャベ)展」が開催される。主催は北欧やイギリスなどのビンテージ家具を扱う「北欧スタイルプラスワン」京都店(中京区)。

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 ギャベとは、イランの遊牧民「カシュガイ族」が作る手織りじゅうたん。ウール100%で、インディゴ染料やローナス(アカネ)などの植物で羊毛を染め、女性たちが家族や大自然への思いを柄として織り込む。じゅうたんの模様の代表的なモチーフは「羊」「ヤギ」「生命の樹」など。下絵などは書かず織り子の感性で作られるため「アートギャベ」と呼ばれることもある。織り目の細かさや使用する羊毛の種類や柄によって5種類に分類される。

 「ウール100%なので、夏は涼しく冬は暖か。細かな織りで、なめらかな質感があり、壁に掛けても角度によって違って見えて存在感がある」と店長の日高かやさん。日本では赤や青に人気があり、畳にも合わせやすいという。

 会場では、イランのゾランバリ社が提供するギャベ103枚を展開。椅子の上に使える30センチ四方の「座布団サイズ」は約2万円、90センチ×60センチ「玄関マットサイズ」は4万~5万円。2人掛けソファにちょうどいい「ソファ前サイズ」は10万円~15万円。リビングサイズ、特大サイズも用意する。

 「安いものをすぐに替えるよりも、少し高いけれども長く使えるものを使いたいというライフスタイルも広まった。そうした考えを持つ方に購入いただいている」と日高さん。「実際に靴を脱いで感触を確かめていただければ」とも。

 開催時間は11時~21時(平日は20時まで)。今月23日まで。

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