京都を地元の住民らが案内する街歩きツアー「まいまい京都」の秋コースの参加者の募集が始まっている。「まいまい」とは京都の言葉で「うろうろする」という意味。
今回で6回目となる同企画。今回は、これまでで最大となる全125コースを準備。各コースでは、その土地を愛する住民らが参加者と歩きながらテーマに沿ったポイントを紹介する。コースは2~3時間程度。
豊臣秀吉が京都を囲むように作らせた長城、「御土居」を巡るコースや、気象予報士が災害の歴史をテーマに案内するまち歩き、「お風呂屋ソムリエ」が戦前から続く「京極湯」を紹介、京都御所でキノコ探しをするなど、ジャンルはさまざま。「仁丹町名表示板」を研究する「京都仁丹樂會」によるコースも。
「最近人気が出ているのが、美術館のバックヤードを見るなど、普段身近な施設などの裏側を歩くというコース」と同事務局の以倉さん。「テレビなどでもよく取り上げられるが、実際に歩きながらそこで働いている方が案内することでより深い話が聞けるのが人気のようだ」と話す。
ツアー期間は9月1日~12月9日。コースによって参加費は異なる。申し込みはメールで受け付ける。