関西を中心に活動する「怪談社」が3月18日、大江能楽堂(京都市中京区小小路通柳馬場東入橘町)で実話怪談イベント「恐国BASARA」を開催する。
怪談師が取材して集めた不思議な体験などを語る同イベント。一つの怪談が終わると、「その話に似た話があって」など、それを受けて次の怪談が披露される。事前に「今日はこの順でこの話をする」といったようにプログラムを組むことはないという。怖いだけでなく奇妙な話や、心温まる話なども織り交ぜる。今回はゲストに怪談作家の宇津呂鹿太郎さんと小説家の朱雀門出(すざくもんいづる)さんを招く。
会場となるのは、明治時代に創建され100年以上の歴史を持つ大江能楽堂。「能楽堂の持つ非日常的な雰囲気と日常と非日常の境界で起こる怪奇譚(たん)を楽しんでもらえたら」と怪談社の紙舞さん。
18時開場、18時30分開演。料金は、前売り=3,000円、当日=3,000円。怪談社のホームページで申し込みを受け付けている。