NPO法人「日本茶インストラクター協会」(東京都港区)は6月9日より、京都JA会館(京都市南区東九条西山王町)で「日本茶アドバイザー養成スクール京都校」を開校する。
2006年に開校した日本茶アドバイザー養成スクールは、実践的なグループ実習を交えた授業で、日本茶全般の基本的知識を身に付けながら日本茶アドバイザーの資格を取得することができる。東京・名古屋・静岡に次いで開校される京都校では、「福寿園CHA研究センター」(京都府木津川市)の見学・実習、産地別のお茶や品種茶・珍しい番茶など、さまざまなお茶を体験する実習が含まれるという。
スクールは8月25日までの受講期間中、計8回にわたって土曜に開講。受講料は68,250円(教材費、修了テスト代含む)で、募集人数は35人で先着順。応募締め切りは5月22日。
これまでの受講者は大半が女性で、40代を中心に20代から60代まで幅広い年齢層が参加。講習後は、受講者同士で日本茶カフェや茶器の店を訪れることも多いという。同協会関係者は「今後は全国的に開校を予定しているほか、海外でのスクール開校も検討しており、アジアや欧米など緑茶の健康効果に注目が集まっている国々にも広めていきたい」と話している。
問い合わせ・申し込みは、同協会(TEL 03-5402-6078)まで。