「国民文化祭・京都」始まる-70のイベントに約5万人が参加へ

ついに本番を迎えた「国民文化祭・京都2011」のマスコット「まゆまろ」

ついに本番を迎えた「国民文化祭・京都2011」のマスコット「まゆまろ」

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 「第26回国民文化祭・京都2011」10月29日、京都府内の全市町村を舞台に開幕した。

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 さまざまな文化活動に親しむ個人や団体が集まり、日頃の成果や実力を披露するため、全国各地から多くの「文化」や「人」が集まる同イベント。期間中、70のイベントが各地で行われ、過去2番目の規模となる約5万人が活動を発表する。

 初日には、マーチングバンドなど3000人により御池通りでパレードが行われた。国立京都国際会館(北区)では雅楽師の東儀秀樹さん、観世流能楽師の十世片山九郎右衛門さん、美術家高橋匡太さん、小クリエーター小林香さんのプロデュースによる開会式が開かれ、約2200人が市民参加音楽劇「絹糸幻想」に見入った。イベントに参加した夫婦はおそろいの「まゆまろ」ピンバッジを付け、「とてもすてきなステージで感動した」と話していた。

 当初策定されていた「こころを整える~文化の基本形を再発見」「文化を駆動する力~進取の気風を世界へ」「21世紀における京都の役割~人類社会の普遍的な価値を探る」の3つの理念に加えて、震災からの危機に直面した状況を受けて「癒やしのこころ 今こそ文化の底力」が加えられ、文化の力で日本に癒やしと元気を与えることを目的にするという。

 11月6日まで。

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