平安時代の陰陽師、安倍晴明を祭る「晴明神社」(京都市上京区堀川通一条上ル)の願い事投稿サイト「星に願いを」が5月21日、再登場した。
七夕のキーワードである「願い事」を40字以内でツイッターなどを使い投稿する期間限定の同サービス。願い事はサイト上で短冊として表示され、他人の投稿も閲覧できる。昨年は約6,940通の投稿があった。今年からツイッターに加え、フェイスブックからも投稿できるほか、スマートフォンにも対応する。
京都市が昨年から実施するイベント「京の七夕」の応援サイトの一つでもある同サイト。今年もサービスが始まり、自分自身の願いのほかにも、東日本大震災の復興を願うものも数多く見られる。
晴明神社の宮司・山口琢也さんは「天文博士としての晴明公は、夏の夜空に天の川を挟む二つの星を観測し、天皇をはじめ貴族や庶民の願いをも天体に祈られたのでは。今回は震災による被災地の復興を願い上げることも大きな柱になる。多くの皆さまの願い事をお寄せいただければ」と話す。
8月16日まで。