9月22日、Lab.Tribe(中京区河原町二条)など市内の複数の人気クラブを会場とした音楽フェスティバル「KMF2006」が開催された。
京都の複数の人気クラブが集まって行われた「FPM10 KYOTO CLUB CIRCUIT2005」は昨年、京都出身のミュージシャンでDJの田中知之さん(Fantastic Plastic Machine)のメジャーデビュー10周年を記念して開催された。今年の「KMF2006」は、京都出身で世界的に活躍するKYOTO JAZZ MASSIVEの沖野修也さん・好洋さん兄弟、MONDO GROSSOの大沢伸一さんに田中知之さんを加えた3人をメーンキャストに迎え、彼らとゆかりのあるアーティスト30組以上が参加して行われた。
メーン会場は昨年同様、Lab.Tribe(中京区河原町二条)、METRO(左京区川端)、WORLD(下京区西木屋町)の3店の人気クラブで、Collage(下京区西木屋町)、etw(左京区川端)、Ace cafe、Ace cafe red(いずれも下京区西木屋町)の4店が加わった。
また、会場間の移動手段としてMKタクシー(北区上賀茂)による無料シャトルバスが運行されたほか、150店以上のショップが同フェスのチケットやパスを見せるだけで様々なサービスが受けられるネットワーク店舗として参加した。
今年は、昨年を上回る3,000人を動員したという。同委員会実行委員長は、「あまり元気がないといわれる京都の街全体が活気づいた一夜だったと確信している。『新しい京都の祭り』になる予感と手応えを感じるパーティーだった」と話している。来年も同時期の開催を予定しているという。