各時代の人物に扮(ふん)し京都の街を練り歩く「時代祭」が10月22日、行われた。
時代祭は、平安神宮の創建を記念して始まった祭りで、祇園祭、葵祭と並ぶ京都三大祭りの一つ。「時代風俗行列」が行われるのがその特徴。
京都御所を12時に出発し、烏丸通りを下がった行列は、同50分ごろに御池通りに入った。沿道には昼休みのサラリーマンや海外からの観光客らが行列を見ようとカメラ片手に集まった。
維新勤王隊の笛の音に続いて登場した坂本龍馬には、観客から「龍馬ー」と声援が飛んだり、「今日はお龍さんはどちらに?」と質問される一幕も。龍馬は笑いながら「きっとどこかで見ているはずです」と答えた。
行列は14時30分ごろ、平安神宮に到着する予定。