関西地区の加盟公共交通機関の「共通カードシステム」を運営する「スルッとKANSAI(カンサイ)協議会」(大阪市)は3月20日より、「スルッとKANSAI(カンサイ)カードラリー」を実施している。
期間中、対象の駅やバス営業所で「オリジナルコレクションカード」を無料配布するもので、当日利用した「スルッとカンサイ」対応カードや「PiTaPa(ピタパ)カード」を呈示するのが条件。対象は「阪急電鉄」の「河原町駅」、「京都バス」の「大原案内所」、「京都市営バス」の「交通局庁舎前市バス・地下鉄案内所」ほか全部で14カ所。
「コレクションカード」のサイズは9×6センチメートルで、表が電車・バスの写真、裏が車両の紹介文・データになっている。同企画は「鉄道・バスの利用とカードの販売促進、ファンの育成が狙い」(同協議会)。カードラリーは、2005年から始まり今回で4回目。「毎年『カード収集』を楽しみにしているファンも多く、家族や鉄道ファンがターゲット」だという。中には、14カ所すべてのカードを収集する人もいるという。
「コレクションカード」に添付されている「応募シール」を集めて応募すると「スルッとカンサイグッズ」が当たるキャンペーンも実施中。応募の締め切りは5月21日で、カードラリーの実施は5月13日まで。