ジュヴァンセル祇園店(京都市東山区八坂鳥居前南入ル、TEL 075-551-1511)が提供するデザート「冬フォンデュ」の売れ行きが好調で、人気を集めている。
冬フォンデュはパウンドケーキや団子、フルーツなどを抹茶チョコレートソースにつけて楽しむ「祇園フォンデュ」の「冬の味覚」バージョン。2段重ねの重箱に入った羽子板、凧、雪だるまなど正月や冬をイメージする菓子や、季節の果物をチョコレートソースにつけて楽しむ。ソースを余すことなく使い、最後はチョコレートソースにコーヒーを注いで飲むことができる。
年間を通して提供している「祇園フォンデュ」に加えて季節限定のフォンデュが誕生した背景について、同社の佐々木社長は「いつものように来店客の反応を見たいと店舗の入り口に立っていた時に、お母さんと娘さんの2人連れが『ここはフォンデュの専門店』と口にしながら入って行った。これまで自分自身は『フォンデュの専門店』だとは思っていなかったが、もしそう思ってくださる方がいるなら、春夏秋冬、季節に合わせたフォンデュを作ってみようと思った。それがきっかけ」と話す。
「リピートしてくださるお客さまも多く、『次はどんなフォンデュができるの?』と聞いてくださる。思っている以上に支持していただいていると感じる」と佐々木社長。「そうしたお客さまの期待に応えられるよう、京都の街を自分の足で歩いてアイデアを収集するなど試行錯誤を重ねている。これからも自信を持ってみなさんに提供できる良いものを作り続けていきたい」と意気込む。
今後は春に向けて「さくらフォンデュ」や、京都にもゆかりのある坂本龍馬にちなんだ「龍馬フォンデュ」などを開発、提供していく予定。
価格は1,365円。営業時間は10時30分~18時。