ココン烏丸のギャラリー「shin-bi（シンビ）」（京都市下京区烏丸通四条下ル、COCON烏丸3階）で2月5日から、青柳拓次さんによる初めての写真展「藍の花」を開催する。

　青柳さんは、LITTLE CREATURES、ソロユニットのKAMA AINAなどで音楽活動を行うアーティスト。昨年は映画「ホノカアボーイ」「eatrip」「NUKABA」、音楽劇「トリツカレ男」の音楽を担当した。同年10月には絵本「つきのなみだ」を発売、詩画集「ラジオ塔」を発表、フリーペーパー「bounce」、雑誌「ソトコト」ではコラムニストとしても活動するなど、マルチな才能を発揮している。

　同展では、テキスト、サウンド、ビジュアルを用いて表現するアーティスト・青柳さんが、沖縄県小浜島を旅して出会った人々や風景など、約20点の写真を展示する。独自の文化や伝統が色濃く残る島では、作品テーマの「藍染め」の着物を着た地元の人々の祭り風景も登場するなど、青柳さんが旅の中で感じた記録が紹介される。

　shin-biディレクターの田村武さんは「青柳さんは、とてもほんわかしている方。写真にもその雰囲気が出ている。フワッとして優しい、味のある作品になっている」と話す。

　営業時間は11時～21時。入場無料。2月28日まで。同27日には青柳さん本人によるワンマンライブも開催を予定。料金は3,500円（前売り3,000円）。