京都三条会商店街と武信稲荷神社(京都市中京区六角大宮西入ル)で11月14日、「龍馬まつり」が開催される。主催は京都三条会商店街振興組合(今新在家西町)。
同商店街は三条通り(堀川通りから千本通りまで)の約800メートルのアーケードに176店が並ぶ。同商店街付近には坂本龍馬とおりょうの縁結びの木として伝えられる榎が神木として残る同神社もあり、坂本龍馬に関連したイベントを開催することになった。同神社の南に当時江戸幕府直轄の牢獄「六角獄舎」があり、おりょうの父である楢崎将作が投獄されていたという。坂本龍馬は楢崎将作の様子を見に来たことをおりょうに伝えるために同神社の榎に刀で「龍」の字を彫ったと伝えられている。
当日は、同商店街で京都学生祭典の踊り「京炎そでふれ!」や「剣誠団」による寸劇、同神社では宮司による「龍馬にまつわるお話」を行う。坂本龍馬の誕生日であり命日の11月15日に京都各地で関連イベントが行われるなか、同14日に開催することで集客を狙う。同振興組合事務局の中桐誠子さんは「龍馬が死ぬ前に開催する」と話す。
同振興組合事務局の山崎登志代さんは「商店街の買い物客を盛り上げ、喜んでもらうことで還元していければ」と話す。
開催は13時から。