タイ人漫画家のウィスット・ポンニミットさん(通称タムくん)の新作映像展「LR展」が10月30日から、「COCON烏丸」(京都市下京区烏丸通四条下ル)3階の「shin-bi」ギャラリーで開催される。
期間中、ウィスットさんが創作したアニメーションの新作映像展示を行う。アニメーション映像を見ながら「右の道か左の道か」を選び、選んだ道によって展示される映像が異なっていくという体験型のイベント。ゲームを楽しみながらウィスットさんの新作アニメーションを見ることができる。初日の30日にはウィスットさんによる作品解説などを含めたトークイベントの実施も予定している。
「月刊IKKI」で「ブランコ」を連載中のウィスットさんは、京都国際マンガミュージアムで今月26日に開催された「タムくん×谷川俊太郎さん=詩とアニメ」や、同館で11月29日まで開催中の「ウィスット・ポンニミット原画展『ブランコ』の世界」などイベントが続く。
京都精華大学が運営する「shin-bi」は、同大学の元研究生という縁からウィスットさんをバックアップしており、今回のイベント開催が実現した。「LR展」の関連グッズとして手ぬぐい(1,365円)、トート・バッグ(3,150円)なども店内で販売している。
「映像はタムくんの得意分野。体験型の珍しい映像展示イベントなので楽しみに来てほしい」とイベント担当者の小宮さん。
開催時間は11時~21時。無料。11月29日まで。