京都ラーメン店協会は9月1日から、京都市内のラーメン店13店舗で「京都つけ麺&和え麺サミット」を開催する。
京都市内の有志のラーメン店が集まる同協会は、各店舗で協力してイベントやキャンペーンを企画してきた。同イベントでは期間中、各店舗がそれぞれ独自の「和え麺」と「つけ麺」メニューを提供する。
種類が豊富なインスタントラーメンなど多くの選択肢がある中で、ラーメン店を取り巻く環境も厳しくなっており、今回のイベントのように今までは実現しなかったラーメン店同士が協力する取り組みも生まれた。同サミットに参加する「京都千丸 しゃかりき」(京都市中京区聚楽廻東町)の梶充秀さんは「ラーメン店業界も努力しなければならない。工夫して僕らだから作れるメニューを提供したい」と話す。同店では「カレー和え麺」(800円)を提供する予定。
参加店舗は「京都千丸 しゃかりき」のほかに「タンポポ」(北区)、「いいちょラーメン」「鶴はしラーメン」、「中華そば 東龍」「しもがも 坦々麺」、「四川亭」(以上左京区)、「おいけらーめん さまた」(上京区)、「ラーメンこぶ志」(中京区)、「吟醸らーめん 久保田」「七条烏丸 心龍」(以上下京区)、「はなふく」「ラーメン荘 地球規模で考えろ」(以上伏見区)。
梶さんは「ラーメン店が工夫したラーメンの面白さを知らない人も多い。ラーメンを愛している人達にいつまでも楽しんでもらうためにも、今後も継続していく必要がある」と話す。
開催は9月30日まで。