薫製料理がメーンの「燻(けむり)」(京都市下京区綾小路室町西入ル、TEL 075-361-6664)が3月1日、綾小路室町にオープンした。
古い町家を改装した店内は黒を基調とした落ち着きのある雰囲気でまとめた。席数は、1階にカウンター=6席、個室=6席、2階にテーブル=8席、掘りごたつ=14席。姉妹店に「匙SPOON」(高倉通四条下ル、TEL 075-351-6090)がある。
薫製料理をメーンにしたきっかけは、「おかんがしていたので自分にもできると思って」と同店代表の杉本茂樹さん。「何でも薫製にできるところが面白い」とも。
フードメニューは、「厚切りベーコン」(720円)、「タラコ」(630円)、「ホタテ」(780円)、「生湯葉とアボガドのサラダ」(650円)、「生湯葉とよもぎ麩のパリパリピザ風」(680円)、「たくあん」(420円)などを提供。季節ごとに具材が変わる「釜飯」(840円~)の「カキと鯛の味噌釜飯」(1,200円)、最後に炭火で焼く「角煮焼」(720円)なども「人気」(同)だという。ドリンクメニューは、「薫製料理に合うようなくせのある」焼酎、日本酒、ワインなどをそろえる。
ターゲットは「会社員カップル」。客単価は4,000円。店舗の外にメニュー看板などを設置していないため、オープン以来の客層は「チャレンジャーな大人」や男性が多いという。「それぞれに楽しんでいただければ。今後も面白い薫製メニューにチャレンジしていきたい」と杉本さん。
営業時間は17時~23時。日曜定休。