着物の企画・製造・販売を手がける「やまと」(東京都渋谷区)は4月26日、ファブリックショップ「和ふふ」(京都市中京区三条通柳馬場東入ル、TEL 075-212-6962)をオープンした。
同店は、同社と京都の京友禅の老舗「岡重」(中京区)と、西陣織の老舗「細尾」(中京区)が共有する「布」を生かした新しいライフスタイルを提案する店を作りたいとの思いから始まった。日本の布が持つ柔らかさと優しさを「和」の素材感・柄・色で表現し、「和」のライフスタイルを提案。120年前の古図案に現代の色をのせた商品や、日本古来よりあるデザインの格子や縞などオリジナルの生地から作られた商品などを展開する。店舗面積は42坪。
主な商品は、オリジナル生地売り(2,000円~)や手ぬぐい(650円・1,000円)、浴衣(39,900円)、ノート・ブックカバー・ペンケース(1,200円~)などで、約60アイテムをそろえる。
同店担当者は「京都の三条という観光客も地元の方も引きつける場所で、多くの人に当店の提案するライフスタイルを発信し、反応を得ていきたい」と期待を寄せる。
営業時間は11時~20時。