アイスクリーム専門店の「京・西陣あいすくりん ちべた」(京都市上京区千本通笹屋町)は1月下旬から、早春の新作商品3種類の販売を開始した。
「ちべた」のアイスクリームは、安定剤や増粘材は使わずシンプルな原材料を用いており、甘さは控えめ。年間を通じての定番商品は、オーガニックバニラを使用した「バニラ」や丹波産の黒大豆を使用した「黒大豆きなこ」、宇治抹茶を使用した「抹茶」など常時10種類以上。
今回の早春の新作は「いよかん」「麦」「うぐいす」の3種類。「いよかん」は、愛媛のいよかんを使用したシャーベット、「麦」は黒蜜をベースに京都のはったい粉(麦)を使用したアイス、「うぐいす」は青大豆きなこを用いたアイス。2月までの販売を予定している。
同店利用者は大学生や若者が多く、男性1人での来店も少なくないという。現在は「冬限定の『そばぼうろ』や『甘酒』の売れ行きが好調」と同店担当者。「まだまだ寒いのでアイスはちょっと…と思われるかもしれないが、この時期にしかない珍しいフレーバーをそろえているので試してほしい」(同)と話す。
価格は、1個(100ミリリットル)=315円。営業時間は11時~21時。月曜定休。2月にかけて「桜もち」や「いちご」春メニューも順次発売予定。