新京極商店街の中にある誓願寺(京都市中京区新京極六角)で12月25日、「愛$菩薩(あいどるぼさつ)と声明衆の一座法要」が行われる。主催はフリーペーパー「フリースタイルな僧侶たち」と朝日新聞。
声明(しょうみょう)とは経典の文言などに節をつけて唱える仏教音楽。イベントでは若手の僧侶の有志「法楽衆」が最初に声明を披露した後、お経をトラック(楽曲)に乗せた曲や、仏の教えをわかりやすい歌詞にしたオリジナル曲を歌う尼僧「愛$菩薩」が登場。MC法話を挟んだ後、声明衆との共演が実現する。
後半のプログラムでは、若林さんが司会を務め、愛$菩薩と僧侶の加賀俊裕さんを交え「法事で僧侶は何をしているのか、なぜそれをするのか」といった仏教に関する疑問から仏の教えを学ぶパネルディスカッションを行う。
同紙で愛$菩薩のロングインタビューも行った若林さんは「愛$菩薩さんは名前のインパクトや髪型、後光(電球)などのイメージが先行するが、本格的な法話をわかりやすく伝えることに非常に熱心でまじめな人。声明衆と念入りにリハーサルをしていたので楽しみにしてもらえたら」と話す。
開催日はクリスマスに当たるが、これは意図してではなくスケジュールの都合だという。「誓願寺は大きな阿弥陀如来像があり、声明の響きと相まってきっと仏様の世界を感じてもらえるのでは。仏教の深い部分について知りたい人に応えられる内容にしたい」と意気込む。
開催時間は17時30分~20時30分。参加費は1,000円。定員100人。申し込みは同ページから受け付ける。申し込み締め切りは今月22日。