京都市内の会場で10月6日～8日、「京都アートフリーマーケット2007秋」が開催される。会場は三条通沿いにある「NTT西日本京都支店」「河合塾京都校前」「京都文化博物館」の3カ所で、主催は、美術関係団体や伝統工芸関係団体、京都府などで構成する京都アートフリーマーケット実行委員会（京都市上京区）。

　京都アートフリーマーケットは2005年10月より開始し、今回で5回目。活動の拠点を京都に置く若手作家や職人の育成・支援を目的に、作品を自由に展示・販売する場を設けたもので、毎年・春と秋の年2回開催している。今年3月の開催では、3日間で18,800人が来場。20代～30代を中心に、カップルや家族連れ、年配者まで幅広い年齢層が来場したという。特に「アートに関心のある女性が非常に多かった」（同委員会）と話す。

　今年は過去最多となる103グループが出展。絵画、漆芸、彫刻、陶芸、染織、アクセサリーなど、さまざまなジャンルの作家の作品が一堂に並ぶ。同委員会関係者は「会場で気になった作家が『将来は大物に』なるかもという楽しみもあるし、美術や工芸にはなじみのない人もぜひ来てほしい。あなただけのとっておきのアートを手に入れて、生活に彩りを添えていただければ」と話す。

　開催時間は11時～17時30分。入場無料。4日までの問い合わせは同実行委員会（TEL 075-414-4222）、5日以降の問い合わせは京都文化博物館（TEL 075-222-0895）まで。次回は2008年3月28日～30日の開催を予定。

京都アートフリーマーケット2007秋