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京都 下鴨神社でライトアップ「糺の森の光の祭」 初の試み、1万5000人来場

楼門内に設置された「呼応する球体」

楼門内に設置された「呼応する球体」

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 下鴨神社で現在、「下鴨神社 糺の森の光の祭」が行なわれている。主催は同神社と「W media」(東京都渋谷区)。

境内の様子

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 糺の森の中の参道沿いの木々がライトアップされる「呼応する木々」と楼門内に光る球体を設置する「呼応する球体」を展示する。糺の森全体と楼門内をライトアップした初の試み。参道のライトや球体は、デジタルアート集団「チームラボ」が手掛けた。

 木々の光は、それぞれ自律しており、木々の光は、人や動物が近くを通ると、音が鳴り光の色が変化する。光の色は周辺の木々のライトにも情報が伝わり次々と変化する。

 土日には、下鴨神社楼門内に40個の光の球体が出現する。振動を感知するセンサーが球体内に入っており、人がたたいたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の強弱と色を変化させ、色特有の音が鳴る。糺の森のライトと同じように、周りの球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせながら、次々にまわりの球体も連続的に変化する。

 呼応する球体が展示された初日の8月17日には9千人、土曜日の21日には1万5千人が来場した。「ほとんど宣伝や広告を出していなかったのでこれほど多くの人が来社されるとは思わなかった。SNSで写真等が拡散して、東京や愛知など府外の参拝客も多い」と下鴨神社の東良勝文さん。「神事を執り行い伝統と文化を重んじる神社として、技術やアート作品など新しいモノの価値を認め取り入れた、挑戦的な取り組みになったのでは」と話す。

 点灯時間は18時~21時30分。入場料は、糺の森「呼応する木々」=無料。楼門内「呼応する球体」=500円。「呼応する球体」は混雑状況により開催時間に関わらず受付を終了する。8月31日まで。

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