寺町商店街に6月1日、チーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART(ベイクチーズタルト)」(京都市中京区寺町通四条上る中之町 TEL 075-256-8790)がオープンした。
日本国内に10店舗、海外には香港、シンガポールなど6店舗を展開し、関西では、2015年8月に阪神百貨店梅田本店(大阪市)に初出店した。京都店は関西地区初の路面店。同社広報担当者によると、同社のチーズタルトは「現在、年間1,000万個を販売。梅田店では、オープン後1カ月で13万個以上を売り上げた」という。
「焼きたてチーズタルト」(216円)は、社長の長沼新太郎さんの実家でグループ会社の「きのとや」(札幌市)のレシピ。作り置きせず、毎日店内の工房で焼き上げる。チーズムースは3種類のクリームチーズを使用する。タルト部分のクッキー生地は、チーズムースと焼き上げる前に、クッキー生地を別に焼き上げる「2重焼き」をしている。
同店では、「極上牛乳ソフト」(432円)も販売。6巻き半のボリュームで同社広報によると、「きのとや新千歳空港店で1日1000本販売することもあるという人気商品だ」という。
店舗は、古民家を改装し、梁(はり)や格子をそのまま残した。焼き上げたタルトを並べるタルト台には7万個のレゴブロックを使う遊び心も。
同社ストア本部長の近藤章由さんは「レゴブロックはどの国の人が見ても楽しめるマテリアル」と話す。「京都は、地元のお客さまも本物志向で、世界中の人が訪れる街。ベイクのチーズタルトを世界に発信するフラッグシップストアになるよう、地元の人はもちろん、海外からの観光客にも愛される店舗にしたい」と意気込む。
営業時間は11時~20時。