烏丸御池の商業施設「新風館」(中京区)で3月1日、参加型発電体験ライブイベント「ソトコト的 でんきの教室ファンが作った電気でライブはできるのか」が行われる。
雑誌「ソトコト」(木楽舎)が、「電気を作ることや使うことを楽しくするアイデア」を軸に、ヴィレッジヴァンガードとタッグを組んだ企画シリーズの一環。同企画ではこれまで、ロックバンド、シアターブルックの佐藤タイジさんが太陽光発電で、「THE TON-UP MOTORS」ボーカルの上杉周大さんが、家畜のふん尿を燃料としたバイオマス発電でライブやトークを成功させている。
当日ライブを行うのは、女性アイドルグループ「たこやきレインボー」。イベントで使うマイクやアンプなどの電力を、開演前にファンが発電した電力で賄う。会場に自転車発電機が用意され、1人1分発電する。何度でも参加可能。発電イベントに参加すると、イベント限定の「発電参加認定証」1種類(好きなメンバーを選択)を進呈する。発電終了後、たこやきレインボーは、蓄電量に応じた曲数を披露する。同誌の指出一正編集長とのトークも予定する。
指出編集長は「電気は農作物や料理のように自分で作れる身近でフレンドリーなものだと感じてもらえたら。環境やエコに興味が薄かった人とも、アイドルグループをハブに『電気を作った』という体験を通じて、こうしたキーワードを共有できるのがうれしい」と語った。「自転車発電は瞬発力よりも一定のペースこげる方がいいらしい」とアドバイスも。
11時受け付け開始、発電=12時~16時、17時開演。入場無料。ヴィレッジヴァンガード京都三条店で1,500円以上の購入客に、優先エリアに入場できる特典券を進呈する。