京都市内で3月7日、シェアハウス物件を見学するツアーが行われる。主催は、京都に移り住みたい人と、移り住んだ人や長く暮らす人とがつながる場を作る「京都移住計画」。
当日見学するのは、京町家をリノベーションした「京だんらん千両ヶ辻」(上京区)、コンクリート打ちっぱなしで、都会的な住まいの「六重奏(セクステッド)」(中京区)、女性らしく白い壁で、部屋ごとに家具が異なる「sharely 京都三条」(中京区)の3カ所(「京だんらん西陣千両ヶ辻」以外は女性専用物件)。物件だけでなく、周辺の店や施設の様子も「街ブラ」しながら巡る。
3つの物件を管理する「八清」(はちせ・下京区)、フラットエージェンシー(北区)、Rバンク(東京都渋谷区)の3社が共同で、3カ所のシェアハウスを同じ日に巡る企画を行う。3社とも競合関係だが「以前の企画でつながりがあったことも手伝い、案外すんなり『やってみましょうか』ということになった」と京都移住計画の岸本千佳さんは振り返る。
各物件ではスープバーのオーナーが特別に、物件をイメージしたスープを用意。参加者のみの特典も用意する。終了後には交流会を開き、情報交換や質問など時間を設ける。「内見は契約が前提と思われている方も多く、イベントにすることで気軽に参加してもらえるのでは。シェアハウスに興味があるが、不安を持っている方に勧めたい。シェアハウスの個性が自分に合っているかどうか、比較しながら確かめてもらいたい」と岸本さん。
開催時間は12時30分~16時30分。参加費は1,500円(交流会込み)、定員20人。申し込みは、同ホームページから受け付ける。