1年の世相を表す「今年の漢字」が12月12日、清水寺で同寺の森清範貫主の揮毫(きごう)により発表された。主催は日本漢字能力検定協会(京都市下京区烏丸通松原下ル)。
2014年の「今年の漢字」には「税」が選ばれた。今年4月から消費税率が17年ぶりに引き上げられたこと、10%の引き上げが議論されたこと主な理由。2位以下は「熱」、「嘘」などの漢字が続いた。
今年で20回目を迎えた同イベント。全国に設置した応募箱やはがき、インターネットを通じて、11月1日から12月5日まで「今年の世相を表す漢字」とその理由を募集した。
文字の書かれた和紙は、同寺境内の「経堂」で16時から展示する。