人気のフランス料理店「ガスパール」(京都市中京区新町通四条上ル)は3号店となる「Gaspard de la Nuit(ガスパールドラニュイ)」(中京区烏丸通蛸薬師下ル、TEL 075-212-1382)を6月15日、烏丸蛸薬師にオープンした。
新町錦小路の「Gaspard(ガスパール)」、新町六角通の「Gaspard zinzin(ガスパール ザンザン)」に続く3軒目となる同店は、ココット料理をメーンとした店。地下にあり、「隠れ家」をイメージして作られた店内は「今までのお店で一番カジュアルながらも、一番落ち着いた雰囲気になっている」(同店)という。店舗面積=10坪、席数=14席。
店名の「ガスパール ド ラ ニュイ(夜のガスパール)」の名の通り、同店は夜のみの営業。「お酒も飲めてちゃんとした食事もできる夜のお店を作りたかった」(同店)ことから店のオープンに至った。ターゲットは仕事帰りの人々で、特に同業者の人々に「仕事が終わったあと立ち寄ってほしい」という。
メニューは6種類あるココット料理が中心で、価格は2,000円から。豚の内臓で作られたソーセージのアンデゥイエットや豚ホホ肉など5種類の豚の部位を使った豚肉のココットが「特におすすめ」(同店)だという。ほかにも、ポタージュスープ・好きなココット料理・グラスデザートなど7種類付いたコース料理(3,900円)も用意。もうひとつのメーンであるワインは多種類をそろえ、ワインによって一番合うグラスで飲むことができる。グラスワインは白(800円~1,200円)、赤(1,000円~1,800円)。ボトルワインは全て均一価格で、白=5,000円、赤=6,000円。
オーナーの内野さんは「ワインを1杯飲むだけでもいいし、ココット料理を食べるだけでもいい。用途に合わせてお客さんの自由に使ってほしい」。今後については「立ち飲みフレンチやプリン専門店も考えている。フランス料理の根本である『時間を楽しむ』店をこれからも作っていきたい」と話している。
営業時間は18時~26時(ラストオーダー)。木曜定休。