京都リサーチパーク町家スタジオ(京都市上京区福大明神町)で2月16日、環境をテーマにしたイベント「食から生まれるエコは楽しい」が開催される。主催は「学生ヨル会議」。
「学生ヨル会議」は、ツイッターやフェイスブックからテーマごとに興味関心を持った人たちが夜に寄り集まって話し合う「好きでつながるコミュニティーメディア」。ユーストリームでの配信も行っており、放送は月に約2回。1つのテーマ(=チャンネル)ごとにプロデューサーが変わる仕組みとなっており、毎週火曜の夜は、同志社大学で誰でも参加できるミーティングを行っている。過去に「医療」や「本」をテーマにした配信を行ってきた。
「学生ヨル会議」が始動するきっかけは、代表の山川勝弘さんが昨年の元旦に放送された「ニッポンのジレンマ」を見たことから。「社会に対して問題意識を持っている学生はたくさんいるが、それを話せる場所がなかった」と山川さん。ツイッターで大学生向け番組のアイデアを発信したところ、たくさんの共感の声があり、スタートすることとなった。
当日は、食の観点から環境を考えるワールド・カフェやゲストトークを行う。ゲストには、精進料理人で、京都造形芸術大学で教鞭(きょうべん)をとる棚橋俊夫さんを迎える。イベントの最後には、参加者皆が持ち寄った残り物を使ってシチューを作って食べる予定。
開催時間は16時30分~20時15分。申し込みはウェブサイト「ATND」から受け付ける。