京都市が主催する、マイボトルや古着の持参でポイントをためることのできる「KYOTOエコマネー」の取り組みが今年もスタートした。
今年で2回目になる同企画。「楽しみながら、環境によい取り組みができる企画を」と立ち上げられた。昨年は、6000人を超える人がポイントを利用して商品と交換をしたという。
マイボトル参加店は、「イノダコーヒ」「前田珈琲」「小川珈琲」「スターバックス」「ドトールコーヒー」「祇園辻利」「茶寮都路里」「一保堂茶舗」など18社90店。1回につき1ポイントが付与され、10ポイントたまると「トラフィカ京カード」(500円分)と交換したり、「京の旬野菜 直売所」で500円として使えたりする。
今年、新たな取り組みとして対象を古着にも拡大。同様に1ポイントが付与される。参加するのは「無印良品」「アース ミュージック&エコロジー」「京都マルイ」など。西陣の帯地メーカー「ひなや」は、草木染による染め変えによるリユース提案を行う「Re:」プロジェクトの一環として参加する。「店によって被災地支援や工業用燃料の生産など、古着の活用方法は企業によりさまざま。自分が共感した取り組みをする店にお持ちいただけたら」と企画を担当する京都市循環企画課の藤岡暁さん。
「『衣』『食』に関わる分野なので気軽に社会参加できる企画。ぜひ家族や友人と一緒に利用してもらえたら」と藤岡さんは期待を寄せる。
ポイント付与は11月30日まで。商品の交換は12月21日まで。衣料品の条件などのホームページで確認できる。