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京都で俳優ワークショップ-「時をかける少女」谷口正晃監督が指導

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 木屋町の元立誠小学校(京都市中京区蛸薬師通河原町東入)などで7月21日から、俳優ワークショップが行われる。企画・運営は京都の映画配給・制作会社「シマフィルム」(舞鶴市)と、東京と山形で映画人の育成を手掛ける「映画24区」(東京都渋谷区)。

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 ワークショップは、京都の映画人を発掘・育成するプロジェクト「映画24区KYOTO」の核となる企画。講師は、「時をかける少女」や「シグナル~月曜日のルカ~」を手掛けた谷口正晃監督。会場の1つ、元立誠小学校は、谷口監督の母校でもある。カメラを前にした指導を行うほか、脚本からメッセージが理解できる役者の養成を目指すという。

 小学生以下が対象の「こどもクラス」と中学生以上の「一般クラス」を設ける。参加料は、1講座2日間コースが一般=1万8,900円、子ども=1万500円、2講座4日間コースが同3万5,700円、同1万8,900円、3講座6日間コースが同5万400円、同2万5,200円。定員は各講座一般=25人、子ども=20人。

 ワークショップ全行程の終了後に実施するオーディションで選ばれると、元立誠小学校を舞台とした短編映画に出演できる。現在、作品のシナリオも公募している。「こうした機会は京都ではなかったのでぜひ参加してもらえたら」とシマフィルムの田中さん。「今後の京都の映画界を盛り上げるような方を発掘したい」と期待を込める。

 関連企画として7月2日には、同志社大学「寒梅館」(上京区)でシマフィルム制作「かぞくのひけつ」と映画24区制作「傷跡」の上映、シマフィルムの志摩俊樹社長と映画24区の三谷一夫さんが対談する「STEP BY 映画24区KYOTO vol.1」も予定している。

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