三条烏丸にある商業施設「新風館」(京都市中京区烏丸姉小路下ル)で3月24日、大学生による旅のコンテスト「タビガラ2。」が開催された。
同イベントは、「若者よ、旅に出よ!」をコンセプトに、ユースホステル部に所属する学生が自身の経験した旅に関する発表を行い、競い合う「旅のコンテスト」。今回は5チームがエントリーした。小笠原諸島での苦労話をはじめ、屋久島旅行の思い出をお笑い芸人風にまとめるなど、出場者たちは自身の旅の思い出をそれぞれ工夫を凝らして発表した。
審査の結果、最優秀賞「タビガラ賞」にはチーム「パスパルトゥー」の「30日間ヨーロッパ一周」が選ばれ、副賞として旅行券5万円分が贈られた。
当日はブース展示も行われた。ブース展示の中には、ゲスト審査員を務めた「笑顔写真家」のかとうゆういちさんやコンテスト出場者の写真展のほか、来場者が訪れた地域に旅の思い出を書き込むことができる「思い出の日本地図」や、「あなたにとって旅とは?」というテーマで行われたブロマイド撮影といった来場者参加型の企画も。
実行委員長の馬田正義さんは「毎日のように会議と準備を繰り返し、正直『早くこのつらい時期が終わればいいのに』と思ったこともあった。しかし、当日の楽しさ、達成感、終了後の仲間たちの言葉は一生忘れられないものとなった。来年は出場者として『タビガラ』に関わっていきたい」と話した。