京都商工会議所(京都府京都市中京区烏丸通夷川上ル)で4月21日、外国人から見た京文化をテーマとしたシンポジウムが行われる。
京都商工会議所で主催される「美風シンポジウム」の5回目となる同イベント。今回は、海外から来日し、現在も京都で職業人として活躍する3人が登場し、日々感じる京都の魅力や疑問について話し合う。
パネリストは、ニューヨーク出身で、町家の改修や店舗の設計を行う「Design 1st」を設立したジェフリー・ムーサスさん、西アフリカ・マリ共和国の出身で京都の町家やコミュニティーの研究を進めるウスビ・サコさん、カナダ出身の裏千家教授のランディー・チャネルさん。コーディネーターはαステーションのパーソナリティー・佐藤弘樹さんが務める。
担当の泉谷康之さんは「海外から京都に移り住み、長く京都を見てきた3人だからこそ感じる京都の良いところ、おかしいと感じる部分があるはず。今は震災で厳しいところもあるが、この春に京都に来たばかりの留学生の人や学生さん、海外向けの商品やサービスを考えている事業者の方など多くの人に参加してもらえたら」と話す。
講演時間は16時~18時。入場無料。ホームページから申し込みができる。