京都の手ぬぐいハンカチ店「KIGARUYA 京都気軽屋」(京都市中京区河原町通三条下ル)が10月23日、手ぬぐいの販売を始めた。
6月2日にオープンした同店は、「ほっこりするようなデザイン」「やさしい気持ちになれる」手ぬぐいハンカチを扱う。従来の「ハンカチサイズより大きいサイズの手ぬぐいが欲しい」という声に応え、今回初めて手ぬぐい(幅36cm×長さ90cm)を発売することになった。当初は新商品の柄を25種類用意。価格は1枚1,050円。
染は京都の染工場で染め上げた京友禅染。生地には、手ぬぐい生地の最上級品である「特岡」を使用する。日本製の綿100%で肌触りが良く吸水性に優れているのが特徴。「『特岡』は、もともと浴衣に使うような高級な生地。生地にこだわりを持っている」と企画担当者の中埜さん。
現在販売している手ぬぐいハンカチの柄は250種類。価格は1枚525円、3枚セットで1,050円。祇園祭をテーマにしたデザインや五重の塔、渡月橋など京都ならではの柄も多く取りそろえる。「日本製にこだわって何が作れるか。そう考えて手ぬぐいの店を始めた」「お土産としてもデザイン性の高いものにこだわった」という。
京都を感じさせるデザインが多いため、外国人をはじめ、土産として購入する観光客が多い一方、若い女性なども同店を訪れる。「海外の安いものがどんどん日本にも入ってきているが、日本製の良さをここから発信していきたい」とも。
営業時間は10時~20時30分。