プレスリリース

高級キッチンを京都らしく演出する、京都府内産木材を内外装・構造に活用した木造3階建て事務所ビルを京都市上京区に建築

リリース発行企業:株式会社リヴ

情報提供:




<地元の環境保全に繋がる、京都市内産木材を使用した木造建築>
当施設は延床面積239.59平方メートル (約72.47坪)、枠組壁構造3階建ての木造ビルで、主要構造部の一部に京都府内産木材を使用。建物全体で使用している木材の利用量から算出するとスギ約73本分の二酸化炭素貯蓄積量に相当し、地域貢献・環境保全につながる事務所ビルとなりました。(林野庁:建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドラインに基づく炭素貯蔵量計算シートによる)
京都府では土地面積の4分の3を森林が占め、そのうちの4割が建築資材として想定された人工林で、10年後には9割近くが利用できる状態にまで成長する。森林を健全に保つには、森林資源を有効に活用しながら伐採跡地に再度植林することが重要だが、利用がなかなか進んでいない現状があります。
京都府では、平成23年3月に「公共建築物等における京都府内産木材の利用促進に関する基本方針」を策定し、京都府内産木材や各市町村産木材の利用促進に取り組んでいます。
このような現状をふまえ、当施設は京都市内産木材を構造材として活用することで地元の環境に配慮した建物と言えます。
(参考資料:京都の木で木造建築物を建てるための・・・チリヌ/一般社団法人 京都府木材組合連合会)





<京都府内産木材を活用した突板クロスを玄関内装仕上げに採用>
天然木のクロス「MOCROSS(興和株式会社)」を玄関内装仕上げに採用することにより、木のぬくもりを感じるエントランスを実現。高級家具のショールームとしても活用される当施設の京都らしさと高級感を演出しました。
「MOCROSS」は京都府内産木材を原料としたものであるのに加えて、突板一枚一枚のジョイント工程を障害者就労支援施設やまなみで行っており、地域の環境と障害を持つ方の自立支援にもつながる建材として注目されています。
また、木造ビルを2×4(ツーバイフォー)工法で建築する場合の特性上、耐火被覆を行うと外観に木造らしさが薄れてしまうことに対して、京都府内産木材を活用した内装仕上げ材を使用することにより、木造らしい木の温かさや地域のランドマークとしての価値を高めることを目指しました。





『中山商事株式会社 新事務所』物件概要
所在    : 京都府京都市上京区山里町241-13
延床面積  : 239.59平方メートル (約72.47坪)
構造・規模 : 枠組壁構造木造3階建て










<大型木造建築の価値>
株式会社リヴは「関西初の木造5階建て木造ビル(自社ビル)」や「日本初の5階建て木造ホテル」など多数の実績があります。木造ビルの普及はSDGsの10項目と一致し、森を守ること、地域経済が成長すること、気候変動への対策などで、SDGsの達成に貢献します。
大型木造建築のノウハウを全国に発信し、地域の工務店を支援する「地産木造ビル推進本舗」事業により、地域環境保全・地域経済発展の動きを全国に広めたいと考えています。
地域社会
木材を地産地消することで、快適な暮らしと新しい雇用を与え街と人を育てます。
地球環境
CO2を吸収し貯蔵させる木造ビルを普及させることで地球温暖化を防ぎます。
地産木材
豊かに成長した日本の樹木を活用することで、大地の恵みである森林を守ります。
ブランディング
街の発展に貢献し、建てることで栄誉を感じられる木造ビルは町の財産となります。


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