御幸町通りに7月8日、「京都しるく」(京都市中京区御幸町通り六角下ル)がオープンする。経営する京都シルク(大阪市鶴見区)はこれまで、百貨店などの売り場展開、催事販売、ネット販売が中心だったが、すべての商品をそろえる直営店を今回初めて出店した。
建築家林敬一さん設計で築80年の町家を改装した同店の店舗面積は約15坪。1階を店舗(約8坪)に、2階をフリースペースとして使用する。「店内に一歩入ればそこは『繭の中』。優しい空気に包まれて、お客さまがきれいになれる何かを見つけていただける空間が完成する予定」と同店担当の橋本明子さん。
同社は1987(昭和62)年創業。絹地の表面にできる絹のささくれは、肌表面の角質や毛穴の汚れを優しく取り去るといった絹の持つ美容的特長を最大限に生かした商品の企画・製造を行ってきた。幅広いラインナップで、20~60代の顧客を獲得している。
橋本さんの「おすすめ」は、創業以来人気が高いという洗顔用「絹羽二重 珠の肌パフ」(1,260円)。そのほか、ボディー用商品「天然生成 絹ボデイタオル」(1,890円)や、夏に向けて「丹後鬼ちりめんを使用した絹ボディスポンジ」(2,100円)などが好評だという。
営業時間は11時~20時。