アミューズ（東京都渋谷区）は9月15日より、新人芸術家の発掘・支援をするアートイベント「AMUSE ART JAM 2006 in Kyoto」を開催する。

　イベントは、世界に通用する新人芸術家の発掘・支援が目的にしたもので、今年で5周年を迎える。例年行われている「グランプリ部門」に加え、今年は企業とのタイアップによる「コンペ部門」の2部構成で開催されるのが特徴。「コンペ部門」は、パナソニックモバイルやタカラトミーなどの参加企業5社が、それぞれの出題テーマを設定し、プロダクトデザインやキャラクターを募集する。審査は各企業の商品企画開発担当者が行う。

　作品応募受付は、「グランプリ部門」が9月15日から10月15日まで、「コンペ部門」が10月15日から11月15日まで。両部門の1次審査通過作品は12月14日から17日までの4日間、京都文化博物館（中京区）で展示される予定。昨年は992点の応募があり、81作品が展示された。

　イベントを企画しているアミューズは、「京都にはたくさんの芸術家が暮らし、芸術系学校や美術館も多い。文化が蓄積されている『京都』を発信源として世界に広めたいと考えている」とコメントしている。

AMUSE ART JAM 2006 in Kyoto